2まちの基盤や公共施設を考える
公共施設の整備・更新等
公的住宅団地、庁舎、校舎、交流施設などの公共施設/公的施設は、人口減少時代を迎え、その整備や維持管理の考え方が大きく変わりつつあります。これまでのストックを適切に活用するとともに、新規整備の場合はPFI等により民間活力を導入して、財政負担を抑えながら市民ニーズに対応していくことが求められています。
首都研では、この時代に求められる施設のあり方を捉えつつ、適切な整備・管理手法を提案していきます。
- 当該公共施設に関する現況の整理及び課題分析
- 整備の基本構想検討
- 市民意向把握(アンケート/ヒアリング/ワークショップ等)
- 基本計画検討
- 整備後の活用のあり方検討
- 関係機関協議支援
- 整備に関する周知支援(説明会、オープンハウス等)
発注者:東京都足立区 期間:2018(H30)年度
足立区区営住宅等長寿命化計画に基づき、新田地区における2団地(新田二丁目アパート、新田三丁目アパート)の集約建替えの実施に向けて、建替基本構想案の検討・作成を行いました。
検討にあたっては、団地の居住者構成を踏まえた住戸構成等の計画条件の精査等を行い、建替計画案のパターン検討を行うとともに、建替事業費等の試算や、移転跡地の売却または定期借地を見込んだ長期事業収支の検討を行いました。
また、跡地周辺の施設整備動向等を踏まえた土地利用の検討も併せて行いました。
発注者:千葉県浦安市 期間:2021(R3)年度 ~ 2022(R4)年度
浦安市はこれまで、観光業や鉄鋼団地を中心とする工業を基幹産業として発展してきたが、少子高齢化や新型コロナウイルス感染拡大の影響により、新たな対応が求められる状況を迎えていました。
本業務では、こうした背景を踏まえ、市の産業構造や市民ニーズを踏まえた調査設計を行い、国内ファブ施設の動向調査、先行事例のヒアリング、アンケート調査を実施。市民の生涯学習やコミュニティ形成と結びつけながら、デジタルファブリケーションを活用した新しいものづくり環境のあり方を整理しました。
その成果として、浦安市におけるファブスペース整備の方向性を明確に示す「浦安市ファブスペース整備方針」を策定。産業振興と市民活動の両面を支える実効性のある方針づくりを通じ、地域に根差した持続可能なものづくり環境の実現に向けた方針としてとりまとめました。
- 東京都江東区旧東京市深川食堂施設活用検討
- 東京都立川市新庁舎建設市民100人委員会運営委託