1まちのこれからを考え、将来像を描く
都市計画マスタープラン
1992(H4)年の都市計画法改正で、地方自治体に都市計画マスタープランの策定が義務づけられたことを契機に、首都研では数多くの自治体の都市計画マスタープランの策定や改定作業を支援してきました。
人口減少と超少子高齢化、激甚化する災害、低炭素社会の構築など、都市をめぐる課題は近年大きく変容しつつあります。各都市の現状と政策課題を適切に把握するともに、住む人のみならず、まちに関わる様々な人の声を受け止めながら、策定を支援していきます。
- 土地・建物等の現況調査及び課題分析(立地、歴史、土地利用、道路・交通、みどり・景観、環境、防災、住宅等)
- 施策や事業の実績・進捗状況等の整理
- 市民意向把握(アンケート/ヒアリング等)
- 市民検討組織、意見交換会等の支援(資料作成、会の運営(ワークショップ含む)、提言書作成支援、オープンハウス実施等)
- 計画検討支援(全体方針、分野別計画、地区別計画)
- 策定委員会の支援(学識経験者等招へい、資料作成、委員会議事録作成)
- 庁内の検討委員会、作業部会の支援
- 計画書の作成支援(製本デザイン含む)
発注者:東京都府中市 期間:2014(H26)年度~2021(R3)年度
府中都市計画マスタープランの全体構想を定めて10年が経過したことから、マスタープランに基づく都市計画・まちづくりの実績と成果を検証しつつ、全体構想および地域別構想の見直しを行いました。府中市都市計画審議会及び府中市土地利用景観調整審査会の委員からなる「アドバイザー会議」を設け、本市を取り巻く社会情勢の変化やマスタープランに基づく施策や事業の検証作業を行い市民にわかりやすい評価書を作成して、市民アンケート調査による市民の評価意見を把握し、改定に当たっての課題を整理しました。
「府中市都市計画審議会」に部会を設置して、課題を踏まえて改定の方向性を検討し、地域別意見交換会やオープンハウスを開催し、見直し骨子及び素案への市民意見を反映させながら、改定案を作成しました。
発注者:文京区 期間:2021(R3)年度 ~ 2024(R6)年度
文京区では、平成23年に「文京区都市マスタープラン」を改定し、計画期間の中間期を迎えたことから、社会情勢や都市を取り巻く環境の変化を踏まえた見直し検討を行うこととなりました。
本業務では、現況把握や社会動向の整理、上位・関連計画の動向調査に加え、区民意識調査や来訪者アンケートを実施し、区民や来訪者の声を丁寧に把握しながら、計画見直しに向けた検討を行いました。
特に、近年の社会動向を踏まえた横断的視点を設定することで、従来の部門別整理にとどまらず、部門横断的に関連性を捉える工夫のもと、一体的かつ総合的なまちづくりの方向性を整理し、都市マスタープランの策定を支援しました。
【参考URL】
https://www.city.bunkyo.lg.jp/b030/p004674/index.html
- 東京都杉並区まちづくり基本方針
- 東京都世田谷区都市整備方針
- 東京都町田市都市計画マスタープラン
- 埼玉県草加市都市計画マスタープラン
- 千葉県浦安市都市計画マスタープラン
- 神奈川県横浜市旭区都市計画マスタープラン・旭区プラン